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ポケトークが富士ソフトと提携、新市場へ進出加速



ポケトークと富士ソフトの提携で翻訳市場が進化

ポケトークと富士ソフトの提携がもたらす未来

ソースネクスト株式会社の連結子会社であるポケトーク株式会社(東京都港区)は、翻訳技術の進化を目指し、富士ソフト株式会社との資本業務提携契約を決定しました。ポケトークは、AI通訳機「POCKETALKⓇ」を通じて、言語の壁を越えることを使命としています。一方、富士ソフトはソフトウェア開発の豊富な実績を有しており、この提携によって両社は、国内外で急速に高まる多言語対応の需要を獲得することを目指しています。この動きは、技術革新が進む中で、翻訳市場の新たな局面を切り開く可能性を秘めています。

提携の背景と狙い

ポケトークは、これまでにAI通訳機やリアルタイム翻訳ソフトウェアを通じて、多言語対応のニーズに応えてきました。富士ソフトとの提携は、ソフトウェア開発のさらなる向上および新市場の開拓を加速させるための戦略的パートナーシップです。この提携により、既存製品の改良だけでなく、新製品の開発と販売の効率化も期待されています。さらに、富士ソフトの法人顧客向けの知見を活かし、大企業向けのエンタープライズ用ビジネス基盤開発を推進します。

資本業務提携の詳細

資本提携の内容として、ポケトークは富士ソフトに対して第三者割当増資を実施し、1株あたり20万円で5,000株を新たに発行します。この株式発行により、ポケトークは合計10億円の資金を調達し、ソースネクスト社の持分比率は80.5%となります。これにより、ポケトークは製品開発や市場拡大に向けた資金を確保し、グローバルでの認知度向上に努めることが可能となります。

提携による技術革新と市場拡大

提携により、富士ソフトのソフトウェア開発技術とポケトークの音声通訳技術が融合し、製品の品質と機能の向上が期待されます。特に、富士ソフトの販売網を活用することで、国内外の新市場や顧客の開拓が促進されるでしょう。教育機関向けに特化したオリジナル端末の共同開発も進められ、文教市場での通訳需要を取り込むことが目指されています。

コスト削減と販促活動の効率化

両社の協力により、共同での研究開発や販売活動が進められ、開発コストの削減と販促活動の効率化が図られます。調達した資金は、ポケトークブランド製品の新規開発費や販路拡大のための販促費、広告宣伝費、人材獲得費に充当される予定です。これにより、ポケトークは世界中の多言語対応ニーズに応えるための基盤を強化します。

業界動向と今後の展望

グローバル化が進む現代社会において、多言語対応はますます重要な課題となっています。AI技術の進化により、リアルタイム翻訳や音声通訳がより身近なものとなりつつあります。市場調査によると、翻訳市場は今後も年々成長を続け、2027年までに1,000億ドルを超える規模になると予測されています。このような背景を踏まえ、ポケトークと富士ソフトの提携がどのような形で市場に影響を与えるのか、注目が集まっています。


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