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アイビスHD、ICS名古屋の全株式を譲渡し独立へ





アイビスホールディングス、ICS名古屋の株式譲渡を決定

アイビスホールディングスの戦略的株式譲渡

株式会社アイビスホールディングス(証券コード: 9334)は、2024年4月15日に開催された取締役会において、同社の100%子会社である株式会社ICS名古屋の全株式を代表取締役の濱田仁氏へ譲渡することを決定しました。この決定により、ICS名古屋はアイビスホールディングスの連結子会社から除外されることになります。この動きは、障害者支援事業のさらなる拡大を目指す濱田氏が、経営の自由度を高めるための戦略的なステップとされています。アイビスホールディングスは、障害者支援を中心に事業を展開しており、今回の譲渡はその事業戦略における重要な転換点と位置付けられています。

アイビスホールディングスとICS名古屋の事業概要

アイビスホールディングスは、就労継続支援B型事業やグループホーム事業、施設外作業所事業など、障害者支援を中心とした多岐にわたるサービスを展開しています。一方、子会社であるICS名古屋は、障害者総合支援法に基づく共同生活援助(グループホーム)事業を専門とし、生活支援やショートステイサービスを提供しています。これにより、利用者は自身の生活スタイルに合った支援を受けることが可能です。

  • 就労継続支援B型事業:障害者の就労支援を行う事業。
  • グループホーム事業:共同生活を通じた生活支援を提供。
  • 施設外作業所事業:外部施設での作業を支援。

株式譲渡の背景と濱田氏のビジョン

濱田氏は、ICS名古屋の経営において、より大きな裁量権を持ち、新たなビジネスモデルの構築を目指しています。特に、現在のグループホーム事業に加えて、居宅介護事業などの新たな分野への進出を視野に入れています。これにより、より幅広いニーズに応えることができると考えられています。アイビスホールディングスの取締役会では、濱田氏のこのビジョンが高く評価され、株式譲渡が決定されました。

  • 居宅介護事業:在宅での生活支援を提供する事業。
  • 個別支援計画の作成:利用者に応じた具体的な支援プランを策定。
  • ショートステイ:短期間の宿泊型支援サービス。

株式譲渡の詳細と市場への影響

今回の譲渡において、アイビスホールディングスは保有する198株すべてを濱田氏に譲渡することとなりました。この譲渡は、アイビスホールディングスの連結純資産額の10%未満であり、市場に大きな影響を与えない範囲で行われます。譲渡価額は非公開とされていますが、これは当事者間の守秘義務契約に基づくものです。このような背景から、株式譲渡は慎重に進められ、双方にとってメリットのある結果が期待されています。

今後のスケジュールと業界動向

株式譲渡に関するスケジュールは以下の通りです。2024年4月15日に取締役会で決議が行われ、4月30日に株式譲渡契約が締結されます。そして、5月1日に譲渡が実行される予定です。この動きは、障害者支援業界全体に新たな風を吹き込む可能性があります。特に、人口の高齢化が進む中で、障害者支援サービスの需要は今後ますます増加すると予想されています。市場規模の拡大が見込まれる中で、ICS名古屋の事業展開は注目されています。

  • 取締役会決議日:2024年4月15日
  • 株式譲渡契約締結日:2024年4月30日
  • 株式譲渡実行日:2024年5月1日(予定)


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