「パーソナルジムのM&A、事業承継について詳しく知りたい」
「パーソナルジムのM&Aで成功するにはどうすればいい?」
この記事をご覧の方は、上記のような疑問をお持ちの人が多いのではないでしょうか。
実際に「パーソナルジム M&A」「事業承継 パーソナルジム」と検索しても、専門知識が必要な解説や実用性に乏しい情報ばかりで、具体的な行動に移すのが難しい状況かもしれません。
そこで、パーソナルジムのM&Aと事業承継について、M&A専門企業「M&A HACK」が、この複雑なテーマをわかりやすく、かつ簡潔に解説します。
売却相場の現状分析から成功事例の紹介、成功のための具体的なポイントに至るまで、パーソナルジムでのM&Aや事業承継について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 パーソナルジムとは
- 2 パーソナルジム業界の市場動向と市場規模
- 3 パーソナルジム業の動向と今後
- 4 パーソナルジム業界のM&Aの動向
- 5 パーソナルジムのM&Aをするメリット
- 6 パーソナルジムのM&Aの注意点
- 7 パーソナルジムにおけるM&Aを成功させるためのポイント
- 8 パーソナルジム業のM&Aにおける成功事例
- 8.1 RIZAPによるビーアンドディーの買収
- 8.2 ヤマノホールディングスによるRIZAPへの事業譲渡
- 8.3 REMパーソナルジムによるGASYへの事業譲渡
- 8.4 テーオー総合サービスがオカモトにスポーツクラブ事業を譲渡
- 8.5 ケイズグループがRIPPLEのオンライントレーニング部門を買収
- 8.6 SOELUが10社を引受先とする第三者割当増資を実施
- 8.7 One Third Residenceがアトラグループに全株式を譲渡
- 8.8 エイムが元プロバスケットボール選手にフィットネスクラブを譲渡
- 8.9 BEACH TOWNがルネサンスに株式を過半数譲渡
- 8.10 ジョイフル本田が子会社ジョイフルアスレティッククラブの株式の一部をTHINKフィットネスに譲渡
- 8.11 ファミリーマートがフィットネス事業をフィットイージーに譲渡
- 8.12 フォーリンクがパーソナルジムをダブルイーグルジャパンリミテッドに譲渡
- 8.13 ヴァーテックスがアークランドサカモトにフィットネス事業を譲渡
- 8.14 スポーツアカデミーがウイングスポーツクラブ及びゴルフガーデン事業を事業譲渡
- 8.15 SEA GlobalによるSKIYAKIへの株式譲渡
- 9 まとめ
パーソナルジムとは
ウィズコロナ、アフターコロナを乗り越え、いま注目を集めているパーソナルジム。その特徴とメリット&デメリットを知っておきましょう。
パーソナルジムとは
近年話題になっているパーソナルジム。一般的なジムとの違いを知っていますか?パーソナルジムとは、お客様一人一人に専属のトレーナーがつくジムのこと。マンツーマンでお客様の要望に合わせたトレーニングが提供できることがポイントです。「結婚式までに10kg痩せたい」「運動不足を解消したい」「老後に備えて体を鍛えたい」など、ジムに通う目的はさまざま。お客様の「こうなりたい!」という想いに寄り添い、ぴったりのトレーニングメニューを考えて実践していきます。トレーニングの仕方がわからない方、一人ではトレーニングを続けていけない方には特におすすめ。お客様とトレーナーがゴールを目指して二人三脚で進んでいく、パーソナルジムはそんなイメージです。
パーソナルジムのメリット
なんといっても専属トレーナーによるプロフェッショナルな指導を提供できることでしょう。ジムに通うのが初めてというお客様でも正しいトレーニングができるようになっています。トレーニングは正しく行わなければ効果が出ないもの。はじめの一歩をプロと一緒に踏み出せることが、パーソナルジムのなにより大きなメリットです。さらにお客様の体質や目的に合わせたトレーニングメニューを組むことができるため、さまざまな要望にお応えすることが可能。食事指導をメニューに組み込むこともできます。また、マンツーマンでの指導のためケガなどのリスクが限りなくゼロに近いものに。トレーナーが専属でつく、このたった一つの事実がさまざまなメリットにつながっているんです。
パーソナルジムのデメリット
いいことずくめのように思われるパーソナルジムですが、もちろんデメリットもあります。まず挙げられるのが、一般的なジムと比べると料金が高めに設定されていることです。一般的なジムにかかる費用が1ヶ月およそ6,000~10,000円。パーソナルジムは回数券タイプのプランが多く、1回あたりのトレーニング費用として計算すると8,000~20,000円ほどとなります。一般的なジムに週2回通うと考えると、パーソナルジムはやはりお高いように感じられます。また、通える回数や時間が決まっているのも人によってはデメリットに感じるかも。深夜営業しているパーソナルジムはまだ少なく、ライフスタイルによってはそもそもパーソナルジムが選択肢に上がらないことも考えられます。
パーソナルジム業界の市場動向と市場規模
パーソナルジム業界の市場は年々拡大しています。スタイル別の市場分析や、パーソナルジム業界が抱える課題についてもまとめました。
パーソナルジムの市場動向
「2019レジャー白書」(発行:公益財団法人日本生産性本部)によると、フィットネス業界全体の市場規模は4600億円。パーソナルジムの市場規模は1000億円となっています。業界全体での売上は、2012年から右肩上がりとなっていました。そして2020年、新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けることに。しかし翌年の2021年には回復の兆しが見え始め、2022年にはコロナ禍以前の約7割にまで売上を戻しています。注目したいのは、売上の変遷ばかりでなく、ニーズが多様化していること。コロナ禍以前に主流だった総合型フィットネスジムは数を減らし、その代わりに女性専用ジムや24時間営業ジムなど、顧客満足度にフォーカスしたジムが多数登場。パーソナルジムもその一つと言えます。今後はより一層特化型のジムが増えていくことでしょう。
パーソナルジムの市場は拡大している?
フィットネス業界全体で見ると、市場は拡大傾向にあります。その理由として挙げられるのが、健康意識の高まり。コロナ禍以来、自分自身で体調の管理をして免疫力を高めたいと考える人が増えました。そのうえで働き方が多様化してきたことも無関係ではありません。テレワークやフレックスタイム制の普及により通勤時間が大幅に減り、フィットネスジムに通う時間が確保できるようになった人も多いことでしょう。さまざまな特化型ジムが増えてきている中でも、パーソナルジムは注目株。トレーナーとマンツーマンでトレーニングができるため、感染のリスクが少ないことが大きな利点です。パーソナルジムはまさに時勢を味方につけて市場を拡大しているわけですね。
パーソナルジムのスタイル別市場分析
パーソナルジムは3つのスタイルに分けることができます。
- 短期集中型…2ヶ月程度の短期間で、集中してダイエットやボディメイクに取り組むスタイル。RAIZAPがよく知られています。RAIZAPの店舗は減少傾向ですが、その分、新規出店はchocoZAPに注力。その他の業態では特に女性向けのジムが増加傾向にあります。
- 継続型…回数券や都度払いのスタイルです。1回いくらといった形や長いスパンの回数売りで、徐々に効果を上げることを狙います。ベッドタウンや郊外・地方など、個人ジムが多かった場所への出店が目立ちます。エリアを絞り、集中して出店しているケースもあります。
- 継続型…サブスク型(通い放題)のスタイル。月額固定の通い放題で長期的に継続し、効果を上げていきます。トレーナーは選任制ではないことがほとんどで、2人以上のトレーナーがつくセミパーソナル型も。コンビニの跡地やロードサイドへの出店を増やしているのが特徴です。
パーソナルジム業界が持つ課題
パーソナルジムは一般的なジムとは違い、スケールメリットが活かしづらいという課題があります。会員が多く集まっても利益率が上がるといったことがないため、利益率を伸ばすための強みを新たに見つけなくてはいけません。パーソナルジムを利用する方にとってもっとも価値のあるものは、プロのトレーナーによる熟練度の高いサービス。トレーナーという人材そのものが付加価値となるビジネスのため、今後、優秀な人材の取り合いといったことが起きてくるでしょう。そのうえで集客にも課題があります。まだまだパーソナルジムの認知度は低く、高い費用に警戒心を抱く消費者も少なくありません。成長過程の業界であるからこそ、さまざまな課題が存在しているのが現状です。
パーソナルジム業の動向と今後
いまパーソナルジムに求められているのは、多様化するニーズに応えることと、優秀な人材を確保すること。リスクを抑えた新規参入で成功を目指しましょう。
パーソナルジムに求められるもの
心身を良い状態に整える『コンディショニング』の需要が高まっています。それに伴い、“パーソナル”という考え方にも多様化が見られます。パーソナルジムは、もはやトレーナーが準備したトレーニングを行うだけの場所ではありません。お客様自身のカスタマイズにより心身を整え、自分を高める場所へと変貌を遂げつつあるんです。これからパーソナルジムに求められるのは、ストレッチやマッサージ、食事指導など、トレーニングだけでない幅広いサービスの提供。お客様がご自身の好みに合わせてサービスをチョイスできるような、フレキシブルなジムが生き残っていくと考えられます。また、中高年世代の利用が増えているのもポイント。お客様のニーズに合ったサービスを提供できるかどうかが肝となってくるでしょう。
パーソナルジムに必要な人材
パーソナルジムにとってなによりも必要なのは、優秀なトレーナー。マンツーマンでの指導となるため、高い指導技術と豊富な専門知識が必須です。その他、求められる付加価値としては外国語が堪能で外国人指導の実績があること、世界レベルの専門知識を持っていること、ボディメイクコンテストでの受賞実績があること、プロのアスリートの指導実績があること、SNSで1万人以上フォロワーがいること、などが挙げられます。優秀なトレーナーはすでに取り合いになっていますし、今後拡大していくパーソナルジム業界においていい人材は常に不足していくと考えられます。また、zoomなどのオンラインツールを活用した『オンラインパーソナルトレーナー』として活躍の場を広げているトレーナーも少なくありません。意識の高い人材が集まることで、業界全体がより活性化していきます。
パーソナルジムは今がチャンス?
パーソナルジムの市場規模は年々拡大しています。J-Net21が2019年6月14日~6月17日に行ったアンケートによると、日常的にパーソナルジムを利用していないが今後利用したいと考えている男性は8%、女性は14%。パーソナルジムそのものの認知度が上がった2024年の今なら、もっと増えていることが十分に考えられます。パーソナルジムはマンションの1室から始めることも可能。リスクを減らして開業することができるため、今がまさにビジネスチャンスと言えるでしょう。まずは“ダイエット目的の女性”や“健康な体づくりを目指す高齢者”といった風にターゲットを絞ってアプローチしていくことで、より成功の可能性は高まります。まずは投資した分を回収することを目標として営業を続けていくのもいいかもしれませんね。
パーソナルジム業界のM&Aの動向
パーソナルジムを新しく始めるにあたり、選択肢として挙がるのがM&A。パーソナルジム業界のM&Aに関して、動向や相場を知っておきましょう。
パーソナルジムはM&Aできる?
結論から言うと、パーソナルジムのM&Aは可能です。会社として法人登記されている場合は株式譲渡がおすすめ。株式譲渡とは会社の経営権を引き継ぐ手続きのことです。手続きが簡単なことから、M&Aの手法として数多く採用されています。個人事業の場合は株式譲渡を活用することはできませんが、M&A自体は問題なく行うことができます。パーソナルジムのM&Aで重要なのは顧客基盤。パーソナルジムのサービスを繰り返し利用してくれている、いわば“常連さん”の存在です。くわえてジムにどんな設備があるのかといった有形資産、トレーニングのノウハウなどの無形資産が、評価項目となります。パーソナルジムは現状個人経営を中心としていますが、今後競争が激化していくに伴い、事業の再編が進むことが考えられます。大資本によるフランチャイズ展開や直接的な買収・合併も活発になってくるでしょう。
パーソナルジム業界におけるM&Aの動向
パーソナルジム業界全体では、M&Aは少しずつ増えています。パーソナルジムの増加に伴い、競争が激化していくことが考えられるため、M&Aの動きはさらに活発になることが予想できるでしょう。パーソナルジムは現在、優秀な人材の確保や集客、新規出店など、資本力がものを言うフェーズに入ってきています。今後、中小規模や個人経営のパーソナルジムはM&Aによって淘汰されていくかもしれません。半面、優秀な人材や盤石な顧客基盤、豊富なトレーニングノウハウなどを持つ魅力的なパーソナルジムは売り手市場が続く見込みです。業界自体が成長過程のため、異業種から大資本が参入してくる可能性も。ダイエットなどに関心の高いお客様が多いため、食品メーカーなどとの親和性は高いです。有名な食品メーカーがM&Aによりパーソナルジム業界に参戦!といった未来も見えるでしょう。
パーソナルジム業界のM&A相場
現在、パーソナルジムのM&A情報は専門サイトなどで見ることができます。譲渡希望額は100万円前後から億越えまでさまざまですが、500万円未満のものが多いようです。そういったパーソナルジムは個人経営であることがほとんどで、従業員も数名程度。資産もほとんどない零細企業が中心です。フィットネスジムの売却価格の相場は営業利益の1.5~2.5倍が相場ですが、付加価値の高いパーソナルジムはより高く売れる傾向にあります。健康志向の人が増え、高齢化も進む今だからこそ、パーソナルジムは人気となっています。パーソナルジム業界のM&Aは年々増加傾向にあります。優秀なトレーナーがいる、高い顧客基盤が構築されている、独自のトレーニングノウハウを持つなどの良い条件が整っているパーソナルジムは、しばらく売り手市場が続くと見られています。
パーソナルジムのM&Aをするメリット
パーソナルジムのM&Aを行う場合、たくさんのメリットがあります。ここでは売却側のメリット、買収側のメリットに分けて紹介します。
売却側のメリット
売却益を獲得できる
パーソナルジムをM&Aにて売却することで、利益を手にすることができます。持て余しているパーソナルジムが現金に代わり、その使い道は自由自在。新たな事業に挑戦する資金にしてもいいですし、引退後の暮らしのあてにするのもいいでしょう。人生をやり直すきっかけになるかもしれませんね。良いパーソナルジムであれば好条件でのM&Aも可能です。
経営を安定させられる
M&Aにより大手の傘下に入ることも一つの手。中小規模や個人経営のパーソナルジムは、資金力に乏しいこともしばしばです。それにより経営が立ち行かなくなるくらいであれば、資金が潤沢な大手の力を借りることも悪くはない選択肢です。経営が安定しますし、さらに事業を発展させられる可能性も大。より良いサービスを提供できるようになれば、立て直しも容易です。
後継者問題を解決できる
経営者の周りに後継者候補がいない。日々の業務に追われて引き継ぎの準備ができない。さまざまな理由により、日本の中小企業の多くは後継者問題を抱えています。パーソナルジムも例外ではありません。そこで活用したいのがM&Aです。M&Aなら後継者候補を見つける必要も、育てる必要もなし。あなたが育てた大切なパーソナルジムを末永く残しておくことができます。
従業員を守ることができる
後継者不足などによりパーソナルジムを廃業しなくてはいけなくなった場合、従業員は路頭に迷うことになります。M&Aはそんな事態を防ぐのにも有効。パーソナルジムをまるごと引き受けてくれるお相手を見つければいいので、従業員の雇用問題も解決します。また、優秀な人材はお相手も欲しいと考えているはず。従業員を守ることで、win-winの関係を築くことができます。
お客様の信頼を損ねない
パーソナルジムの経営がうまくいかなくなった場合、優秀なトレーナーが辞めてしまったり、設備のメンテナンスができなくなったりする可能性があります。そうなるとお客様に満足していただけるサービスを提供することが難しくなります。そうなってしまうと、お客様の信頼を損ねることになりかねません。それを防ぐためにも、M&Aは有効な手段です。
保証や担保を解消できる
パーソナルジムを個人で経営している場合、連帯保証人になったり、資産を担保にしたりといったことがあります。それがM&Aを株式譲渡で行うことにより、債務を含めて買い手側に引き継ぐことができるんです。事業譲渡の場合は債務は残りますが、手に入るお金を有効活用すればOK。パーソナルジムによって生まれた債務を、M&Aできれいさっぱり解消することができます。
買収側のメリット
リスクを抑えて新規事業に参入できる
「パーソナルジムを始めたいけれど、できるだけリスクは取りたくない」そんな時こそM&Aがおすすめ。すでに実績のあるパーソナルジムが、比較的安価で手に入ります。優秀なトレーナーや高品質な設備、すでについているお客様などをまるごと手に入れることができるため、新規事業をいち早く軌道に乗せることができます。
既存のフィットネス事業を強化できる
もしあなたがすでにフィットネス事業に参入していて、新たな武器が欲しいとなった場合。ぜひパーソナルジムのM&Aを検討してください。安価なパーソナルジムを手に入れて、フランチャイズ化するのもいいでしょう。優良なパーソナルジムを1つ気軽に増やせますよ。
パーソナルジムに関するノウハウが手に入る
「フィットネス事業が軌道に乗っているため、注目が集まるパーソナルジムに挑戦したい」そういったケースにもM&Aは最適。M&Aで売り手を求めているパーソナルジムは、すでに独自のノウハウを手にしています。パーソナルジムをまるごと手に入れることで、あなたもその恩恵にあずかれますよ。
企業全体のさらなる発展が見込める
食品やサプリメントなどの事業を手掛けている方にも、パーソナルジムのM&Aは最適です。ダイエットやボディメイクに興味があるお客様が多いパーソナルジムは、あなたの事業ともシナジーは強力。まだまだ伸びしろのあるパーソナルジムをM&Aにより低リスクで始めることで、あなたの企業全体の更なる発展が見込めます。
専門家に相談することで手間いらず
M&Aの手続きには専門知識が必要。売り手・買い手との交渉や書類作成など、専門家の力なしではつまずいてしまう場面の連続です。これだ!と思ったパーソナルジムをスムーズに手に入れるためにも、M&Aの専門家への相談は必須。逆に言えば、専門家に相談するだけでとんとん拍子に話が進むことがほとんどです。より良いM&Aのために、あなたに合った専門家を探すところから始めてみてはいかがでしょう。
パーソナルジムのM&Aの注意点
いよいよパーソナルジムのM&A!はやる気持ちを抑えて、全体の流れをおさらいしておきましょう。注意点の確認も忘れずに!
パーソナルジムのM&Aを行う流れ
パーソナルジムのM&Aを行うために、あらかじめ流れを知っておけば心強いですよね。多少の違いはあってもおおむね以下のような流れで進んでいくので、知識として頭に入れておきましょう。
専門家に相談する
パーソナルジムのM&Aに興味が出たら、仲介会社などの専門家に相談しましょう。M&Aをより良い条件で進めていくためには、専門家のサポートは必須。交渉力や戦略策定など、素人では難しい部分をカバーしてくれます。多数存在する専門家からあなたに合ったところを見つけましょう。まずは公式サイトを確認し、無料相談から入るのがおすすめです。
売却・買収先を選ぶ
M&Aをサポートしてくれる専門家を見つけたら、打ち合わせを行います。M&Aを行う目的や売却・買収先に対する希望などを、遠慮することなくしっかりと伝えておきましょう。そのうえで専門家は売却・買収先の候補をピックアップしてくれます。あなたが気に入った企業があれば専門家が打診を行います。その後、具体的な交渉へと進んでいきます。
売却・買収先のトップと面談する
パーソナルジムのM&Aにあたり、交渉がある程度進んだ場面で、売り手・買い手双方のトップ同士による面談が行われます。お互いが顔を突き合わせて、人となりを知る重要なイベントです。お互いの企業理念や経営方針についての理解を深めましょう。金額の交渉などはここでは行わないのが一般的です。
基本合意書を締結する
トップ面談後にM&Aを行う意思がある場合、専門家を通じて意向証明書が提示されます。これは義務ではなく、あくまで明確な意思を伝えて交渉をスムーズに進めるためのものです。その後、基本合意書に交渉内容(条件や取引価格、今後のスケジュール、M&Aを行う手法など)をまとめて、売り手と買い手の間で締結します。
デューデリジェンスを実施する
デューデリジェンスとは、企業内容を調査すること。財務や法務など、部門ごとのプロフェッショナルが調査・分析を行います。デューデリジェンスはM&Aを行うための最終的な価格や条件交渉の材料となる、とても大切なもの。最終的にM&Aを行っても問題ないかどうかを判断する重要なポイントとなります。
最終契約書を締結する
デューデリジェンスの結果をもとに売却・買収側と交渉を行い、M&Aの最終的な価格や条件を決定します。この条件に売り手と買い手双方が合意した場合、最終契約書を締結。この最終契約書にはさまざまなことが書かれています。企業について、財務諸表が正確であること、資産の譲渡が可能なこと、税法違反があるかないか……。長かったパーソナルジムのM&Aも、あと一歩でゴールとなります。
クロージング
最終契約書の内容に基づいて、ヒトやモノ、カネなどの移動を行います。クロージングには前提条件(取引実行のために満たさなければいけないこと)があることが多いため、最終契約書の締結から一定の期間をあけて行われることがほとんどです。これでようやく、パーソナルジムのM&Aが成立!新しい一歩を踏み出して、より輝かしい人生を送ってくださいね。
パーソナルジムのM&Aにおける注意点
パーソナルジムの分野に限らず、M&Aを行う際に気を付けたいことがいくつかあります。より良いM&Aを行うために、押さえておきたいポイントを紹介します。
従業員の退職を防ぐ
M&Aによりパーソナルジムの経営方針や組織体制が大きく変わることもあるでしょう。働く従業員としては、不安に感じることもあるはずです。そんな不安を払拭するためにも、M&A後の体制や個人の処遇などについてはきちんと説明しておくべきでしょう。特にパーソナルジムは優秀なトレーナーの存在が肝となります。良い人材が流出してしまっては、M&Aそのものが満足のいく結果にならないこともあるかもしれません。ましてやM&Aの目的が従業員の雇用確保のためであった場合、本末転倒な結果になってしまう可能性も否定できません。従業員の退職を防ぐためにしっかりと対策を練り、時には腹を割って話し合うことで、従業員の働くモチベーションを保ち続けることが大切です。
お客様離れを防ぐ
“戦略的M&A”という考え方は企業や経営者の間ではだいぶ浸透してきました。しかし一般の方になると、まだまだ良くない印象をM&Aに抱いている方は少なくありません。事業を売却または買収することにネガティブイメージを持つ層は一定数いるのです。せっかくあなたのパーソナルジムをご利用いただいているお客様が、M&Aに関する情報を耳にしたらどう思うでしょうか?「ここの経営、危ないの?」「すでに払っているお金が無駄になる前に、通うのを辞めようかな」そんな風に考える方も出てくるでしょう。M&Aが成立する前に情報が洩れるようなことはあってはなりません。公表するタイミングも細心の注意を払って、お客様に不安を抱かせないようにしましょう。
資産の情報を把握する
パーソナルジムのM&Aを行う際には、自社の正確な資産額を把握しておく必要があります。ここでいう資産とは、現金、株式、設備、債券など会社が持っているすべての資産のこと。会計上正しく処理されているかどうかも確認した方がいいでしょう。また、従業員や彼らが持つ技術・ノウハウ、取引先、市場シェアといったものを無形資産として捉えることもあります。そういった資産の把握がなぜ重要かというと、適切な価格でM&Aを行うため。上場企業なら株価という絶対的な基準がありますが、未上場ではそうはいきません。売り手と買い手の双方が納得いく価格を導きだす必要があります。そのためにも、資産の把握はしっかりと行う必要があります。
頼れるパートナーを探す
パーソナルジムのM&Aをスムーズに進めるためには、専門家の力が不可欠。M&Aは交渉や書類の作成など、プロの手が必要な場面の連続です。M&Aのサポートを行ってくれる専門家は公認会計士、税理士、弁護士、金融機関など。中でもおすすめなのは、仲介業者です。仲介業者一番のメリットは、売り手と買い手の双方の立場に立ったアドバイスやサポートを実践してくれること。売り案件を手にした後に既存の買い手顧客に紹介していくため、効率よく売り手と買い手を結びつけることができます。交渉を進めていくスケジュール管理やTODO整理も行ってくれるのが助かります。また、仲介業者は中小規模の案件が得意であることが多いため、パーソナルジム業界にはうってつけです。
パーソナルジムのM&AならM&A HACK
M&A HACKは完全成功報酬型のM&A仲介業者。着手金や中間報酬、月額アドバイザリー料などは一切かからない仕組みになっています。その根底にあるのは、「M&Aで失敗したくない」というお客様の想いに寄り添う姿勢。M&Aが成立した場合にのみ成功報酬をいただくことで、お客様のリスクを限りなく低減しています。また、徹底的なサポート体制もポイント。お客様の大切な会社を最大限魅力的に見せるため、徹底的なヒアリングを行っています。お客様の事業や社長の想いを心から理解することで最適なマッチングに導き、ミスマッチが起こらないように徹底的なサポートを行います。パーソナルジムのM&Aをお考えなら、まずはM&A HACKの無料相談を活用してみてはいかがでしょうか。
パーソナルジムにおけるM&Aを成功させるためのポイント
パーソナルジムを売りたい&買いたい方必見。M&Aを成功させるためのポイントを3つ紹介します。聞きなれない単語もあるかもしれませんが、丁寧に説明します。
M&A戦略の立案
M&A戦略を立てることは、M&Aを成功させるために欠かせないこと。M&Aを希望するなら真っ先に行う必要があります。
自社の分析…SWOT分析(自社の状況を「Strength=強み」、「Weakness=弱み」、「Opportunity=機会」、「Threat=脅威」に分けて分析する手法)やPPM分析(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント分析、市場の成長率と占有率を計算し、事業活動の将来性を見極める手法)などを行います。
市場調査…パーソナルジムM&Aの成功事例を調査します。
目的の明確化…M&Aで解決したいことをはっきりさせます。
相手企業の選定…膨大な数の候補から複数社に絞ります。
リスクの明確化…M&Aにおけるリスクを洗い出し、対策を考えます。
注意すべきは、M&Aそのものが目的になってしまわないこと。M&Aを行った後のイメージも描いておきましょう。
相場価格をよく理解しておく
パーソナルジムを売却するにも、買収するにも重要な相場価値。相場よりも安い価格で売ってしまったり、高い価格で買ってしまったりといったことを避けるために、徹底的なリサーチが必要です。実際のM&Aでは価格は売り手と買い手の見積もりをすり合わせて決定されることがほとんどですが、相場価格を知っておくことには大きな意味があります。
売り手の相場…大切に育ててきた事業や会社を売りに出すのですから、買い手が思っている以上に高く見積もるのは当然のこと。ですが、自分たちの事業や会社を過大評価しすぎて相場よりも高い価格を提示してしまっていることも多々あります。相場価格と照らし合わせて、冷静になることが必要です。
買い手の相場…売り手側に反し、買い手側は価格を低めに見積もることが多いものです。事業や会社の価値は第三者から見てもわかりやすいものばかりではありません。そういった目に見えない価値に対して買い手はお金を出すことを躊躇してしまうため、どうしても低めの価格となります。
PMI(統合後プロセス)の確立
PMIとは『ポスト・マージャー・インテグレーション』の略。M&A後の統合効果を最大化させるためのプロセスとなります。M&Aでは合意までのプロセスが重視されがちですが、その後の統合作業も非常に重要。会社全体が混乱しがちになるため、統合準備が不十分であった場合に優秀な人材の流出や顧客離れが起こってしまうこともあります。そういったことを防ぐために、PMIの重要性を認識しておきましょう。PMIには以下の3段階のプロセスがあります。
経営統合…理念や戦略、マネジメントフレームの統合
業務統合…業務やインフラ、人材、組織、拠点の統合
意識統合…企業風土や文化の統合
これらのプロセスを段階的に行い、いつまでに完遂するかを決定することが重要。組織の規模が大きくなるごとに難易度が高くなるため、注意が必要です。
パーソナルジム業のM&Aにおける成功事例
パーソナルジムの分野において、成功を収めているM&Aは多数あります。ここではいくつかの例を紹介していきましょう。
RIZAPによるビーアンドディーの買収
2017年、RIZAP株式会社が株式会社ビーアンドディーの株式を取得。ビーアンドディーをRIZAPの子会社としました。ビーアンドディーはスポーツ用品販売業のヒラヤマの子会社で、首都圏にスポーツ用品専門店を展開。一時は29店舗までに規模を拡大しましたが、2023年3月に全店が閉店となっています。RIZAPはこの買収により、スポーツ用品の開発を進めていくとしています。
子会社(RIZAP 株式会社)による株式会社ビーアンドディーの株式取得及び それに伴う子会社の異動に関するお知らせ
ヤマノホールディングスによるRIZAPへの事業譲渡
2017年、株式会社ヤマノホールディングスのスポーツ事業をRIZAP株式会社に譲渡すると発表。ヤマノホールディングスはスポーツ事業や美容、和装といった事業を多角的に展開していましたが、業績不振により事業の集中と選択を実施。スポーツ事業を売却することとなりました。これによりヤマノホールディングスは美容と和装の事業に集中し、成長スピードを上げていくことができると判断しました。
REMパーソナルジムによるGASYへの事業譲渡
REMパーソナルジムは女性専門のパーソナルジム。オーナーは東京と沖縄で事業を経営してきましたが、沖縄の拠点に集中するため、REMパーソナルジム新宿店の売却を決意しました。売却先は株式会社GASY。すでに3件のパーソナルジムをM&Aにより買収し、独自のノウハウですべての店舗の経営を軌道に乗せています。足元は10店舗の展開を、将来的には100店舗目指すとのことで、今後もM&Aを積極的に行っていきたいとのことでした。
テーオー総合サービスがオカモトにスポーツクラブ事業を譲渡
株式会社テーオー総合サービスは保険代理業、オフィス機器の販売・リース業、駐車場運営事業、総合施設型スポーツクラブの運営事業などを展開している企業。人口減少やそれに伴う競争激化、さらにコロナ禍の影響により業況が悪化したスポーツクラブ事業の切り離しを決断しました。譲渡先は株式会社オカモトホールディングス。『ジョイフィット』ブランドのスポーツクラブをはじめ、ガソリンスタンド、自動車整備、介護デイサービス、リユースショップ、外食店など多角的な事業を展開しています。
ケイズグループがRIPPLEのオンライントレーニング部門を買収
2022年1月、株式会社ケイズグループが株式会社RIPPLEの一部株式を取得して資本業務提携を結び、RIPPLEのオンライントレーニング部門を譲り受けました。RIPPLEは実店舗およびオンラインのパーソナルジム事業を展開。ケイズグループは全国130店舗の鍼灸整骨院とエステサロンの運営、療養費請求代行、人材紹介コンサルティングなどの事業を行っています。ケイズグループのM&Aの目的は、個人顧客、治療目的、実店舗運営という従来のスタイルを超えて、法人顧客、予防目的、オンライン運営も含めたスタイルへの転換を図るためでした。パーソナルジムと整骨院という、やや特殊な組み合わせのM&Aです。
整骨院最大手のケイズグループ、革新的パーソナルトレーニング事業のRIPPLEと資本業務提携及び一部事業譲受のお知らせ
SOELUが10社を引受先とする第三者割当増資を実施
SOELU株式会社はスマホやPCによる双方向コミュニケーションを売りとした、ヨガやトレーニングのオンラインレッスンを提供している『SOELU』を運営。引受先のリードインベスターはDG Daiwa Ventures。次世代技術を持つスタートアップ企業を対象に、投資・事業育成支援事業を展開しています。コロナ禍によりSOELU の会員数は7倍に増加。資金調達の目的は、ブランドの認知度拡大、インタラクティブなフィットネス体験という付加価値の向上、マーケティングや採用の強化です。
オンラインヨガ・フィットネス「SOELU」6.5億円の資金調達を実施。累計調達額15億円に
One Third Residenceがアトラグループに全株式を譲渡
株式会社One Third Residenceは24時間営業ジム6店舗の運営と、ミラー型デバイス『Fitness Mirror』によるオンライントレーニングサービスの事業を展開。アトラグループ株式会社は柔道整復師や鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師向けの情報サービス事業、療養費請求代行サービス事業、整骨院や鍼灸院のフランチャイズ事業などを行っています。M&Aの目的はフィットネスクラブのフランチャイズ事業と、『Fitness Mirror』事業の共同展開でした。
株式会社One Third Residenceの買収に関するお知らせ
エイムが元プロバスケットボール選手にフィットネスクラブを譲渡
株式会社エイムが横浜市にあるフィットネスクラブ『エイムブルゲート店』の事業を新設分割により新設会社ビスタに移転。その後、ビスタの全株式を元プロバスケットボールBリーグ千葉ジェッツふなばしの選手である伊藤俊亮氏の経営する法人が取得しました。伊藤氏の元プロスポーツ選手というノウハウとフィットネスクラブ運営ノウハウを掛け合わせ、地元プロスポーツクラブとも連携しつつ、地域に根ざしたフィットネスサービスの展開を図ることが目的です。
Bリーグ元プロバスケ選手伊藤俊亮 フィットネスクラブをM&Aにて取得のお知らせ
BEACH TOWNがルネサンスに株式を過半数譲渡
株式会社BEACH TOWNは自然の中や都市部の公園、企業遊休地などの開放的なフィールドで行うアウトドアフィットネスを主体とする民間及び官民連携のスポーツ施設のプロデュース・運営事業などを展開。株式会社ルネサンスは総合施設型スポーツクラブや介護リハビリ施設の運営、健康保険組合・地方自治体からの健康・介護・地方創生関連事業受託などの事業を行っています。M&AによりBEACH TOWNのアウトドアフィットネス事業のノウハウ、とルネサンスの施設運営・マネジメントノウハウを掛け合わせることが可能になります。
ジョイフル本田が子会社ジョイフルアスレティッククラブの株式の一部をTHINKフィットネスに譲渡
自社運営ホームセンターを中心に大規模商業施設を関東圏で展開している株式会社ジョイフル本田が、子会社である株式会社ジョイフルアスレティッククラブの一部株式を株式会社THINKフィットネスに譲渡。ジョイフルアスレティッククラブの事業を共同運営の形にすることで経営改善を図り、ジョイフル本田のホームセンター事業におけるスポーツ・健康関連物販を強化しました。
ファミリーマートがフィットネス事業をフィットイージーに譲渡
2021年、株式会社ファミリーマートが運営するコンビニ店舗併設の24時間営業ジム『Fit&GO』を、フィットイージー株式会社に譲渡しました。フィットイージーは24時間営業ジム『FIT-EASY』を東海エリアなどで66店舗展開。FIT-EASYの特徴は、顔認証による入会・入館システムや豊富なオンラインレッスンなど最先端デジタルサービスの活用にあり。そんなFIT-EASYを全国規模にするための第一歩がこのM&Aとなります。
【お知らせ】ファミリーマートのフィットネス事業譲受のお知らせ
フォーリンクがパーソナルジムをダブルイーグルジャパンリミテッドに譲渡
株式会社フォーリンクはビジネスフォン事業、デジタル複合機事業、ネットワークセキュリティー事業などの法人向け事業と、法人クライアントへのサービス提供を強みとするパーソナルトレーニング事業を展開していました。そのうちパーソナルトレーニング事業を売却し、経営資源を他の事業に集中させるためにM&Aを実施。一方買収側の株式会社ダブルイーグルジャパンリミテッドは店舗拡大、ブランド価値向上を目指していて、互いにメリットのあるM&Aとなりました。
ヴァーテックスがアークランドサカモトにフィットネス事業を譲渡
新潟県に本社を置き、デジタル家電・AV機器の卸売・修理・開発事業、スポーツ教室・カルチャースクール事業などを展開している株式会社ヴァーテックス。フィットネスクラブ『ジョイフィット』のフランチャイズ店舗運営事業をアークランドサカモトに譲渡しました。アークランドサカモトはホームセンターチェーンや複数の外食チェーン、DIY関連商品卸売、リフォームなどの事業を展開する企業で、顧客層が重複しているヴァーテックスのスポーツジム事業を取り込むことでシナジーの創出を図りました。
スポーツアカデミーがウイングスポーツクラブ及びゴルフガーデン事業を事業譲渡
スポーツアカデミーは、スポーツクラブ・フィットネスクラブを日本全国に展開している運営会社。事業の譲渡先は株式会社グローバルメディカル研究所、健康食品などを扱う健康コーポレーション株式会社の子会社です。このM&Aにより健康コーポレーションが持つ『RIZAP』のさらなる事業拡大が見込めますし、エステサロンなどと連携した事業の多様化が現実的なものとなりました。
SEA GlobalによるSKIYAKIへの株式譲渡
2018年、株式会社SEA Globalが株式会社SKIYAKIへ株式を渡しました。SEA Globalはスポーツに関連した多様な事業を手がけている会社で、Jリーグチームのファンサイトなども手掛けています。SEA Globalが手掛けるスポーツコンサルティング事業、SKIYAKIが展開するプラットフォームサービスとの親和性が高く、SEA Globalの水谷代表取締役はスポーツ事業に豊富な経験と実績があります。このM&AによりSKIYAKIにとってスポーツ分野への事業展開を加速する足掛かりとなるとともに、両社の事業の相乗効果を生み出すことができるものと考えました。
“SKIYAKI”Jリーグチームのファンサイトも手掛ける「株式会社SEA Global」と 同社株式取得(子会社化)について基本合意
まとめ
まだまだ伸びしろのあるパーソナルジム業界。大手が業績を伸ばしている一方で中小規模や個人経営のジムも多く、この先M&Aにより業界再編が進んでいくことも考えられます。パーソナルジムのM&Aをお考えならまずは情報収集からスタート。より良いM&Aのためには自ら勉強することも必要です。そしてなにより重要なのが、プロフェッショナルのサポートを受けること。無料相談に対応している仲介業者も多いので、まずは気軽に利用してみてはいかがでしょうか。