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ワキタ、不動産賃貸業の福光を完全子会社化へ






ワキタ、福光を完全子会社化し事業拡充へ

ワキタ、福光の株式を追加取得し完全子会社化

株式会社ワキタ(証券コード: 8125)は、非連結子会社である有限会社福光の株式を追加取得し、完全子会社化することを発表しました。出資比率はこれまでの51%から100%に引き上げられます。この決定は、ワキタの成長戦略の一環として、特に不動産事業の強化を目指したものです。ワキタは建設機械、商事、不動産の三つの主要事業を展開しており、全国71ヶ所に事業所を構える大手企業です。今回の株式取得により、福光が行う不動産賃貸業の収益を取り込むことで、ワキタの事業基盤をさらに強化することが期待されています。

ワキタの多角的な事業展開

ワキタは、建設機械のレンタルや販売、商事業務、不動産事業を展開しており、各分野でのシナジー効果を追求しています。建設機械の分野では、特にレンタル事業が好調で、全国に展開する事業所網を活かし、迅速かつ効率的なサービス提供を実現しています。商事業務では、国内外のメーカーと連携し、多様な商品を取り扱っています。不動産事業では、賃貸物件の管理運営を中心に、安定した収益を確保しています。

福光の不動産賃貸事業とその重要性

福光は、不動産賃貸業を主な事業としており、安定した収益を上げています。不動産賃貸業は、経済状況に左右されにくい安定したキャッシュフローを生むため、ワキタにとって重要な収益源となります。また、福光が持つ物件は、都市部に位置しており、今後の不動産価値の上昇も見込まれています。これにより、ワキタは不動産事業のリスク分散を図りつつ、長期的な事業拡大を目指します。

新たなホテルブランド「コルディア」の展開

ワキタは、今回の完全子会社化を機に、福光が所有する大阪市中央区本町の土地に新たなホテルブランド「コルディア」を開業予定です。ホテル事業への進出は、観光業が回復基調にある現在の市場環境を捉えた戦略的な動きです。国内外からの観光客をターゲットに、洗練されたサービスと快適な宿泊体験を提供することで、地域経済の活性化にも貢献することを目指します。

今後のスケジュールと市場への影響

株式の追加取得に関する契約は、2021年6月28日に締結され、同日に株式譲渡が実行される予定です。この動きは、ワキタの成長戦略を加速させるものであり、特に不動産事業における競争力の強化が期待されます。また、福光の完全子会社化により、ワキタは不動産市場でのプレゼンスを高め、さらなる事業拡大を図ります。今後の動向により、地域経済や不動産市場にも影響を与える可能性があるため、業界内外からの注目が集まっています。


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